【保存版】日帰り鎌倉旅で一度は訪れておきたい、鎌倉駅最寄りのスポット16選

歴史ある古都としての顔を持ち、のんびりとスローな生活が送れる街としても人気の「鎌倉」。中でも山と海に囲まれ、豊かな自然が残っている旧鎌倉地区には、一度は訪れておきたいスポットもたくさんあります。そこで今回は「鎌倉駅周辺、最寄り」のスポットに絞ったお薦めの名所を厳選してご紹介。日帰りで思いっきり鎌倉の魅力を満喫したいなら、ぜひ知っておきたいスポットばかりですよ。

1.鎌倉市農協連即売所（通称：レンバイ）

 

 

いつもより少しだけ早起きをして鎌倉へ。そして鎌倉駅の東口から3分ほど歩けば、「鎌倉市農協連即売所（通称：レンバイ）」で獲れたての鎌倉野菜を始めとした旬の食材に出会えます。昭和3年から続くこの場所は観光客の方はもちろん、レストランのシェフなども食材の仕入れに訪れるスポットとなっていて、農家のお母さんたちとの何気ない会話も楽しい、鎌倉の風物詩的なスポットとなっています。

 

2.小町通り

 

 

 

レンバイで早朝の市場の賑わいを楽しんだ後は、鎌倉駅前の「小町通り」へ。ここは鎌倉のランドマークとも言える鶴岡八幡宮へと続く通りになっていて、鎌倉の中で一番の賑わいとなっている場所。地元ならではの商店やグルメ、お土産の数々に触れながら、ゆっくりと歩いていけば、人力車のお兄さんたちの掛け声も聞こえてきます。あ、旅の観光地に着いたんだな。思わずそんな事が実感できるような観光地らしいスポットとなっています。

 

3.イワタコーヒー

 

 

 

そして小町通りを訪れる旅人の皆さんに大人気となっているのが「イワタコーヒー店」。小町通りの入り口からも近いこのスポットは、休日の鎌倉で朝食を楽しんだり、名物となっている「ホットケーキ」を楽しみに訪れる人が多数。かつてビートルズのジョン・レノンも訪れた事があるというこちらのお店では、ホットケーキに加えて実は、フルーツサンドもお薦めですよ。

 

4.鶴岡八幡宮

 

 

 

小町通りの散歩を楽しんだ後は「鶴岡八幡宮」へ。ここは鎌倉の中でも特に歴史のある「旧鎌倉地域」の中心となっているスポットであり、初めての鎌倉と言えばハズせないスポットの1つ。源平池の上にかかる太鼓橋のそばを抜けて、毎年春に「静の舞」が行われる舞殿や、「流鏑馬神事」の舞台となる参道を抜けて本殿へ。ここはかつて、源氏はもちろん、上杉謙信や豊臣秀吉なども参拝したと言われるスポットであり、武家からの信仰も厚かった地。「鳩みくじ」などの名物みくじを楽しんでみるのもお薦めです。

 

5.源頼朝公の墓

 

 

 

続いて古都・鎌倉と言えば「鎌倉幕府」があった場所としても有名です。鶴岡八幡宮を出て東方向へ10分ほど歩いていけば、かつての鎌倉幕府の御所（大蔵御所）があったエリアへ辿り着く事ができます。現在は閑静な住宅街となっているこのエリアの中で、一度は訪れておきたいのが鎌倉幕府を開いた「源頼朝公の墓」。源氏の棟梁として鎌倉の街の礎を作った頼朝公は、今も鎌倉の人々の暮らしをここから見守っています。

 

6.杉本寺

 

 

 

源頼朝公の墓から報国寺方面を目指す際に立ち寄っておきたいのが「杉本寺」。ここは734年創建と伝わる鎌倉最古の寺院であり、山門の奥に広がる「苔むした石段」の景観がとても有名なスポット。鎌倉石という地元周辺で採れる石材は比較的柔らかいのが特徴で、このすり減った石段と苔の姿が織りなす景色を目にすれば、思わずカメラを構えてみたくなるはず。本堂も貴重な茅葺き屋根の建物となっていて、靴を脱いで上がらせてもらえば、歴史ある寺宝の数々を目にする事ができます。

 

7.報国寺（竹の庭）

 

 

 

杉本寺から金沢街道を渡り、山間の小道である「田楽辻子のみち」をゆっくりと歩いていけば、「竹の庭」の景観で有名な「報国寺」へと辿り着く事ができます。ここに広がる美しい竹林の中を歩き、風が織りなす優しい囁きの音に触れれば、思わず日々の喧騒やストレスを忘れてしまうほど。そして茶席「休耕庵」で一服の茶を頂き、時の流れを静かに感じてみる。今日は早起きして鎌倉に来た甲斐があったなぁ。ふとそんな風に感じるほど、素敵に思えるスポットです。

 

8.旧華頂宮邸

 

 

 

そして報国寺を訪れる際に、ぜひ合わせて立ち寄ってみたいのが「旧華頂宮邸」。旧皇族である華頂宮家の邸宅が残されているこの場所は、報国寺からわずか5分程度となっていて、昔から現在に至るまで数々の映画やテレビドラマのロケ地となっているスポットです。古き名家の洋風邸宅を目にし、日本の歴史公園100選にも選ばれているフランス式庭園を歩いてみる。鎌倉の山間にひっそりと佇む洋館の存在感は一見の価値ありですよ。尚、このスポットは常時公開されているとは限らないため、訪れる前に鎌倉市公式サイトの「旧華頂宮邸カレンダー」をチェックしておくのがお薦めです。

 

9.路地裏巡り

 

 

早朝から鎌倉を散策していればそろそろお昼になっている時間。今日のお昼ごはんは何にしようかな？と考えながら、鎌倉の街の路地裏を歩いて鎌倉駅方面へ戻ってみるのもお薦めです。鎌倉のメインストリートである若宮大路の周囲には多くの観光客の方が歩いていますが、旧鎌倉地区に住む地元市民はこんな路地裏の道をくぐり抜けて歩いています。若宮大路から一歩入った場所に広がる細い路地裏の道を探索してみるのも、鎌倉の楽しさの1つなのです。

 

10.寿福寺

 

 

 

鎌倉駅周辺や小町通り界隈に戻って昼食を食べた後は、かつて鎌倉五山の1つに数えられた古刹「寿福寺」の参道へ立ち寄ってみるのもお薦めです。ここはかつて源頼朝公の父親である源義朝公の邸宅があったと伝わる場所であり、寿福寺の裏山には頼朝公の妻であった北条政子の墓もあります。時には古く枯れた佇まいのこの参道の景色を油絵に描く人の姿もあったりする、まさに絵に書きたくなるような趣きのあるスポットです。

 

11.銭洗弁財天

 

 

 

寿福寺を訪れた後は鎌倉駅西口方面に広がるエリアへ。そしてこのエリアで一番人気とも言えるスポットが「銭洗弁財天」です。金運アップのスポットとして知られる銭洗弁財天は、鎌倉駅西口から歩いて20分ほどの距離になりますが、途中にはとても素敵な建物として評判のスターバックスコーヒー鎌倉店などもあります。また、余裕があれば「佐助稲荷」に立ち寄ってから訪れるのもお薦めですよ。

 

12.源氏山公園・葛原岡神社

 

 

 

銭洗弁財天を参拝し、お金を清めて金運アップを願った後は、すぐ先にある「源氏山公園」を少し散策してみるのもお薦めです。源氏山公園には鎌倉の街を見降ろす源頼朝公の像があり、春には桜、そして秋には紅葉が美しく咲く名所となっています。また、近年人気を集めている「葛原岡神社」に立ち寄って、「縁結び石」に良縁を願ってみたり、ハートの形をした絵馬を奉納してみたりするのも楽しいですよ。ここは恋愛成就や縁結びを願う女性たちが、銭洗弁財天とセットで訪れているスポットになっています。

 

13.樹ガーデン

 

 

 

銭洗弁財天から源氏山公園までを散策すれば、そろそろ午後のティータイムを楽しみたい時間に。あと少しだけ足を伸ばして頑張れば、「森に浮かぶ天空のカフェ」「天空の城 ラピュタの世界」などとインターネットでも話題となった「樹ガーデン」に到着する事ができます。カフェの入り口から山の高台へ階段を登っていく辛さはあるものの、ここに広がる景色はまさに特別。森の景色と一体となったカフェは、自然溢れる鎌倉の地の魅力が味わえるスポットとなっています。

 

14.江ノ電

 

 

そして鎌倉を訪れた際にハズせないものの1つと言えば「江ノ電」。すぐ目の前に広がる住宅地の合間をすり抜けて走っていく路面電車は、まさにこの地ならではのローカル感が溢れています。鎌倉駅から長谷、稲村ヶ崎、七里ヶ浜、江ノ島方面へと続くこの電車は、懐かしい風情に加えて車窓からの眺めも抜群。視界が一気に開けて海沿いを走っていく時の景色を目にすれば、まさに湘南らしい開放感が味わえます。

 

15.由比ヶ浜・材木座海岸

 

 

 

 

日帰りの鎌倉旅もいよいよ夕闇の時間に。由比ヶ浜や材木座海岸などで知られる鎌倉の海へと立ち寄れば、サーフィンを楽しむ人々の姿や夕暮れの散歩を楽しむ人たちの姿も。材木座海岸は日本におけるパドルボード発祥の地としても知られ、材木座海岸または由比ヶ浜周辺から美しい夕焼けを眺めるひと時を過ごすのもお薦めです。将来家族ができたら、鎌倉でゆっくりと暮らしてみるのもいいかも。思わずそんな風に感じてしまうほど、心地よい波音と夕焼けが印象的なスポットになっています。

 

16.レストランバー・クルベルキャン

 

 

日帰りながらも満喫した鎌倉。もし最後に鎌倉で美味しい夕食とお酒を楽しんでから帰りたいと思ったら、地元で知る人ぞ知る料理が美味しいバーへ立ち寄ってみるのもお薦め。鎌倉駅近くの小町商店街、その裏通りにある「クルベルキャン」は、鎌倉に住む大人たちが夜な夜な集まる隠れ家スポットで、石窯焼きのグリルやピッツアなどの味わいはもちろん、バーテンダーさんが生み出すお酒の数々は全国のバー関係者の中でも名前がよく知られるほど。オーセンティックな雰囲気でありながらも敷居が高すぎない、そしてバーなのにシェフの料理が美味しいと評判の一軒で、夜の鎌倉の空気を楽しんでみるのもお薦めです。

 

 

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