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京都・北野名物、たわらやの一本うどん【みんなで楽しむご当地グルメ】

記事公開日:2015/10/14

みんなが全国の旅先で楽しんだ、ご当地グルメの逸品をご紹介するプチ読み物。第5回は京都・北野天満宮前の名物グルメ「たわらやの一本うどん」をご紹介。歴史スポット巡りの合間にほっと一息、ご当地ならではのメニューが、旅の思い出作りをグンと盛り上げてくれますよ!

たわらやの一本うどん①

 

たわらやの一本うどん②

 

北野天満宮前の名物・たわらやの一本うどん、薦めてくれた旅人さんの声

 

こちらが手打ちうどん「たわらや」の名物になっているセット(たわらやうどん+天麩羅丼)です。とても長~くて太~い一本のうどん。普通のうどんの4、5本分くらいの太さがあるのではないでしょうか。いざ食べてみると麺はもっちもちで食べ応えあり、汁は出汁が効いていてこれまた美味しいです。そしてこのうどんは生姜を入れて食べるので、食べ終わる頃には身体がぽかぽかです。

 

天麩羅丼の方は普通の丼物という感じではありますが、うどんの出汁と天麩羅を交互に口に運び、そして米で落ち着く。そんな意味では大事な相棒になってくれるセットでした。こちらはうどん屋さんなのでもちろんうどんを食べるのですが、うどんを更に美味しく食べるために米も注文する!といった感じでした。

 

このご当地グルメの歴史メモ

 

京都市上京区、学問の神様で知られる菅原道真公を祀る北野天満宮のすぐ前にあるのが「たわらや」。江戸時代の享保年間に創業したと言われるこちらのお店は、歴史ある町家の建物が目印になっているうどん店。趣きある店内には、戦前にこの一本うどんの味を楽しむ人たちの様子などが写真で飾られていて、随所にこのうどんの歴史が感じられます。一時は閉店していたものの、15代目の店主が改めて店を再開、現在では北野天満宮前の有名な観光スポットの1つにもなっています。

 

たわらやは一本うどん発祥の店とも言われ、長五郎餅、澤屋の粟餅と合わせて北野の三大名物と呼ばれることも。名物となっている一本うどんは、芯まで火を通すために約50~60分もかけて茹でるそうで、毎日限られた数量しか用意、調理ができないという一品。上品ながらも深みのある出汁の味、太さ1cmほどもあるずっしりとしたうどん。その味を求める人々の行列が絶えない人気店です。

 

plastictレキタビ編集部

歴史スポット巡りや観光、老舗の歴史飯を味わう旅って案外楽しい!と言って頂けるような情報を発信したいと思います。

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