下鴨神社・さるや、鴨の氷室の氷【みんなで楽しむご当地グルメ】

みんなが全国の旅先で楽しんだ、ご当地グルメの逸品をご紹介するプチ読み物。第44回は下鴨神社を訪れる際に食べたいご当地グルメ、「さるや、鴨の氷室の氷」をご紹介。旅の合間にほっと一息、ご当地ならではのメニューが、旅の思い出作りをグンと盛り上げてくれますよ！

さるや・鴨の氷室の氷、薦めてくれた旅人さんの声

今年の夏、京都・下鴨神社へ行った際に、念願のさるやに立ち寄る事ができました。私が食べたのは「氷室の氷」と呼ばれる自家製の黒蜜白玉のミルクがけで、夏季限定という逸品です。さるやのかき氷は見た目がまるで新雪のようにさらさらで、口の中に入れてもサラリと溶けていきます。

ちなみにかき氷と言っても、冷たい氷特有の頭にキーンとくるような感じは全くなく、ひんやりさらさらと溶けていく様がまた心地よい、大人の京都スイーツです。自家製の黒蜜の方は甘さが上品で、口当たりも良く、思わず二杯目も食べたくなってしまうほどの美味しさでした。下鴨神社の糺の森の静寂と、この森のマイナスイオンを感じながら氷室の氷を食べていると、京都らしい夏の雰囲気が感じられ、また1つ京都の事が好きになったひと時でした。

このご当地グルメの旅行メモ

古都京都の文化財の1つとして、世界遺産にも登録されている「下鴨神社」。その境内の参道となっている糺の森には、遥か昔の時代からそこに生える木々が、今も大切に守られています。そしてこの下鴨神社の名物グルメと言えば、境内のみたらし池が名前の発祥にもなっている「みたらし団子」が有名ですが、近年、さるやの申餅や夏の氷室の氷も人気を集め始めています。