京都・豆水楼、水分を絞らない特製おぼろ豆腐と湯豆腐を堪能!【みんなのご当地グルメ体験記】
皆さんが旅先で楽しんだご当地グルメの逸品をご紹介するシリーズ、第55回は京都の「豆水楼で味わう湯豆腐」をご紹介。いかにも京都らしい風情が漂う建物と、定番とも言えるこの木桶の湯豆腐を体感してみたくなる一軒ですよ。
京都ならではの豆腐料理に舌鼓!雰囲気もお値段も揃った一軒
京都の豆腐料理専門店「豆水楼(とうすいろう)」。国内産の大豆を100%使用しているというこちらのお店は、天然のにがりで仕込んだこだわりの豆腐が名物。まろやかでコクがあり、大豆本来の旨みを味わうことができ、日々多くの観光客が訪れている一軒です。もちろん、京都市内には多くの豆腐料理専門店がありますが、この豆水楼の建物や店内の雰囲気が良く、味わい、そして値段についてもリーズナブルなのが嬉しいポイントでもあります。
そんなこちらの一軒で味わえるメニューと言えば、豆腐料理の数々が揃った季節の懐石。汲み上げ湯葉に胡麻豆腐、湯豆腐と生麩の朴葉味噌焼きなど、いかにも京都らしい雅が感じられる豆腐料理が続きます。ちなみに私がこちらのお店を訪れた時に、これはお薦め!だと思った逸品が「水分を絞らない特製のおぼろ豆腐」でした。口に入れると大豆の香りが広がり、とろとろと溶けていくような食感。
湯豆腐に関しては専用の木桶のようなものがテーブルに置かれ、自分で豆腐や湯葉などの素材を入れながら好きなタイミングを見て頂くスタイル。きっとこの提供方法を見るだけでも、外国人の方などはとっても楽しいのではないかと思います。豆腐もおかわりができるようになっているので、もし男性の方と訪れる場合でも心配はないと思いますよ。
前日までの予約が必須という「ベジタリアン向けコース」もあるのだとか!
尚、これは前日までの予約が必要だそうなのですが、肉や魚介類、乳製品、卵などを一切使用せず、京野菜と自慢の豆腐料理を存分に味わうことができる「ベジタリアン向けのコース」もあるのだとか。ベジタリアンでない私でも今度食べてみたい!と思える気になるメニューでした。
大正時代から続く建物の中へ。靴を脱いでほっとリラックス
こちらの豆水楼木屋町本店は、木屋町の賑やかな通りから路地裏へ足を進めていくと佇んでいる、大人の隠れ家のようなお店です。大正時代から続く町家を活かした店内は、こじんまりとしていながらも静かで落ち着いた空間。店内には靴を脱いであがるため、ほっとリラックスした時間を過ごすことができます。そして窓際の席からは京都らしい「鴨川の眺め」。夏には川床も設けられ、冬とはまた違った雰囲気の中で四季折々の豆腐料理を楽しむことができます。次回京都へ行ったら改めて行きたいお店であり、京都の街の素敵さを実感できるようなお店だと思います。
今回ご紹介した京都旅のご当地グルメ
名称:豆水楼 木屋町本店
住所:京都府京都市中京区木屋町通三条上る上大阪町517-3
営業時間:月~土は11:30~14:00(L.O)・17:00~21:30(L.O)/日・祝は12:00~20:30(L.O)
定休日:月に1回程度、店側で決める定休日あり
駐車場:近隣のコインパーキングを利用
アクセス:京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩約5分
参考リンク:豆水楼の公式サイト