岩手で見つけた絶品ヤミつき鍋!知る人ぞ知る玉山支所前食堂のホルモン鍋
皆さんが旅先で楽しんだご当地グルメの逸品をご紹介するシリーズ、第57回は岩手県盛岡市の「玉山支所前食堂のホルモン鍋」をご紹介。地元で知る人ぞ知る、この絶品ヤミつき鍋の味わいを、ぜひ岩手旅でご堪能ください!
バスが1日3往復程度しか走らない場所にある、絶品のホルモン鍋
岩手県交通の「玉山中学校入口」バス停付近。バスが1日3往復程度しか走らないこの場所の近くには、地元で知る人ぞ知る、絶品のホルモン鍋があります。一般的に「ホルモン鍋」と言えば、「博多もつ鍋」に代表されるような「牛ホルモン」をイメージする方が多いと思いますが、今回ご紹介する「玉山支所前食堂」のホルモン鍋は、「豚ホルモン」を使用しているためお値段もリーズナブル(1人前700円程度)。
しんなりとしていくキャベツ、そして鍋から顔を出し始める豚ホルモン
店内へ入るとホルモン鍋以外のメニューもありますが、ほとんどのお客さんがホルモン鍋を食べているこちらのお店。実際にホルモン鍋を注文すると、比較的浅い鍋にたっぷり山盛りのキャベツと豆腐が載った状態で運ばれてきます。そしてテーブルのコンロで火を通し始めると、徐々にキャベツがしんなりと下がっていき、キャベツから出た水分が鍋の汁となって増えていき、ぎっしりと詰められた豚ホルモンが顔を出してきます。そして最終的には豆腐も鍋の汁の中へと浸かり、この豆腐が温まれば鍋が完成!
ご飯を持つ手が止まらない!最後の一滴まで飲み干したくなるヤミつきの味
食べる際には小皿へと取り分けるのですが、味噌味のベースにキャベツの甘みがたっぷり入ったスープ、そして甘さが凝縮されたキャベツと、コリッとした食感の豚ホルモンがマッチし、何とも堪らない味わいになります。もちろん、ご飯(別売)との相性も抜群で、とめどなくご飯が進んでしまうほど。お好みで七味唐辛子をかけて味わうのも良しで、最後の一滴まで飲み干したくなるほどの味のスープはヤミつきになってしまいます。思わず最後の〆に、鍋の中へご飯を投入すれば良かったと思うほどでした。
開店直後は数十分の待ち時間も当たり前。売り切れ次第終了にご注意を!
ちなみに玉山支所前食堂の外観は一般の民家のようにも見えますが、紫色の暖簾、そして入口に鎮座する豚の石像が目印になっています。駐車場には15台程度の車を停める事ができますが、開店直後は特に混雑するため、数十分の待ち時間も当たり前。さらに数量が売り切れ次第閉店となるため、足を運ぶならランチタイムがお薦めかもしれません。尚、ホルモン鍋は持ち帰りもできるそう。ただしホルモンが傷みやすいため、保冷バック等を各自で持参した上で、当日中に食べるのがルールなのだとか。岩手へ旅したら、一度はこのヤミつき鍋の味を確かめてみる事をお薦めします!
今回ご紹介した岩手旅のご当地グルメ
名称:玉山支所前食堂
住所:岩手県盛岡市玉山区日戸鷹高20-22
営業時間:11:00~18:00(ホルモンとごはんが終われば終了の場合あり)
定休日:水曜日
駐車場:店舗の両脇に駐車場あり
ニホンタビ編集部
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