青森・種差海岸地域の名物、ウニ丼【みんなで楽しむご当地グルメ】
みんなが全国の旅先で楽しんだ、ご当地グルメの逸品をご紹介するプチ読み物。第8回は青森県八戸市、種差海岸地域のご当地グルメ「ウニ丼」をご紹介。歴史スポット巡りの合間にほっと一息、ご当地ならではのメニューが、旅の思い出作りをグンと盛り上げてくれますよ!
八戸市、種差海岸地域の名物・ウニ丼、薦めてくれた旅人さんの声
青森県八戸市、種差海岸に行って食べた「ウニ丼」が忘れられません。この海岸にはウミネコがたくさんいて、天然の芝生が広がり、緑の綺麗な海岸の周りにはたくさんの海鮮丼のお店がありました。種差海岸で食べたウニ丼は、ウニの味わいが印象的で、普段食べているようなウニとは違い、変な臭みも一切ありませんでした。
食べ方はとてもシンプルで、醤油とわさびだけ、それだけでご飯が何杯も進んでしまいそうです。北国のウニは関東で出回っているものとは別物で、ウニが嫌いな人でも美味しく食べられると聞いた事がありましたが、まさにその通りだと感じた逸品でした。
このご当地グルメの歴史メモ
青森県の南東部、リアス式海岸の北端に位置している種差海岸。蕪島(かぶしま)はウミネコの繁殖地としても知られ、国の天然記念物にも指定されています。600種以上の植物が生きるというこの景勝地には、かつて多くの文人たちも訪れ、近年の映画「津軽百年食堂」や、それ以前にも様々な映画等のロケ地としても使用されています。
グルメという意味では「ウニ丼」の他に、ラーメン通であればハズせない「磯ラーメン」、地元で頂く「漁師鍋」なども有名で、地元の海の幸を豪快に味わう事ができる逸品が多い。近郊エリアには種差漁港をはじめ、複数の漁港があり、時にはウニの直売会が行われるなど、この地域の海の幸を求めて訪れる観光客も多くなっています。尚、テレビ番組、秘密のケンミンショーでは種差海岸が「ウニ丼」発祥の地として紹介された事もありましたが、北海道の礼文島が発祥地であるなどの諸説もあるそうです。
レキタビ編集部
歴史スポット巡りや観光、老舗の歴史飯を味わう旅って案外楽しい!と言って頂けるような情報を発信したいと思います。