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北海道・旭川、成吉思汗大黒屋のジンギスカン【みんなで楽しむご当地グルメ】

記事公開日:2015/11/09

みんなが全国の旅先で楽しんだ、ご当地グルメの逸品をご紹介するプチ読み物。第22回は北海道、旭川の有名店「成吉思汗大黒屋のジンギスカン」をご紹介。歴史スポット巡りの合間にほっと一息、ご当地ならではのメニューが、旅の思い出作りをグンと盛り上げてくれますよ!

旭川、成吉思汗大黒屋のラム肉


旭川・成吉思汗大黒屋のジンギスカン、薦めてくれた旅人さんの声

 

旭川にある「成吉思汗大黒屋」の「厚切りラック(アバラの肉)」と「生ラム成吉思汗」です。東京の人にはよく「生ラム?ラムを生で食べるの!?」と驚かれてしまいますが、生で食べるわけではなく、冷凍していない、そして味付でないラム肉のことを「生ラム」と言っています。若く、しかも冷凍していないラム肉なので、とても柔らかく、独特の羊臭さもかなり控え目になっています。

 

ラックも1cm以上の厚みがあるのですが、食べてみると本当に柔らかいです。塩で食べれば甘みが引き立つし、タレはタレで甘めに作られているため、ごはんもよく進みます。こちらのお店は並んでいる事も多いですが、旭川へ行ったら是非食べていただきたいジンギスカンです。

 

このご当地グルメの歴史メモ

 

日本におけるジンギスカン料理の本場と言えば北海道をイメージする方が多いと思います。このジンギスカン料理が日本で広まり始めたのは大正時代頃と言われ、家庭で羊肉を味わうようになったのは、昭和に入ってからだとも言われています。もともとは海外の羊肉料理を取り入れたものだったと言われますが、北海道がジンギスカン料理の本場というイメージになったのは、北海道の羊に関する歴史がありました。

 

日本で初めて羊が飼育されたのは明治6年頃の北海道と言われ、酪農を目的とした飼育から始まり、その後はウール(羊毛)供給の産地へと発展していきました。しかし戦後に海外から羊毛の輸入が増えるに連れ、北海道の羊毛の需要は減ってしまいます。そんな時に着目し、広がっていったのが羊の肉を使用したジンギスカン料理。現在ではジンギスカンの本場という地位を確立するほどの北海道名物になっています。

 

plastictレキタビ編集部

歴史スポット巡りや観光、老舗の歴史飯を味わう旅って案外楽しい!と言って頂けるような情報を発信したいと思います。

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