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真田幸村の青春期から最期まで!真田幸村ゆかりの地を巡る歴史旅13選

記事公開日:2015/07/13

数々の戦国武将の中でも、高い人気を誇っているのが「真田幸村(信繁)」。2016年からはかつての「真田太平記」以来となる大河ドラマ、「真田丸」の放送も控えており、今後さらに真田幸村、そして真田家に対する注目度も上がりそうです。そこで今回は真田幸村ゆかりの地をテーマにWebアンケートを実施。ここでは皆さんから寄せられた情報をもとに、真田幸村が青春時代を過ごした上田周辺から、人生の最期を遂げる大阪に至るまで、まとめてピックアップしていきます。

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【1】上田城

 

上田城
上田城 / strollers

 

上田城
上田城 / MACHIDA Hideki

 

"上田城は真田家ゆかりの地であり、大軍であった徳川軍をニ度にわたって撃退したとされる有名な城です。上田城の特徴は、本来ならどの城にも備えられている本丸がないという点であり、これは相手に自分がいるところを知らせないようにする効果があったとも言われます。また、城の南には敵軍が登ってこれないような土壌を用いるなど、様々な工夫を見ることができます。最近では真田十勇士をモチーフにした武将隊も編成され、上田城周辺の観光案内も行っており、観光地としてはますます魅力的になっています。"

 

"上田城には当時の戦で使われた関連物が展示されていて、時代の雰囲気を感じることができます。また上田城での戦法なども伺い知ることができます。上田城内と近辺では、真田十勇士のキャラクターたちと交流ができ、一緒に写真を撮ることもできます。また、上田城の向かいにある近くのお土産店では、六文銭や真田幸村をモチーフにしたアイテムが多数売られているので、幸村ファンの方には楽しいお店だと思います。"

 

所在地:長野県上田市二の丸

 

【2】真田氏本城跡

 

"ここは真田氏発祥の城であり、別名松尾城とも呼ばれる城です。この城は周辺を支城群で固めており、真田家の築城技術の粋を集めたものと言われます。上田城が作られる以前まで利用されていたようで、上田城からは比較的近い場所にはあるものの、少し山の奥になっているので、観光に来る人はそれほど多くありません。ですが地味ながらも真田家の隠れた歴史スポットであるとともに、真田家の築城技術を知るには良いスポットとなっているので、穴場でもあると思います。"

 

所在地:長野県上田市真田町長十林寺5029-3

 

【3】真田氏歴史館

 

真田の六文銭

 

"真田氏歴史館は真田氏の歴史が分かる資料館で、上田城とともに訪れておきたいスポットです。見所は真田氏に関する豊富な資料と、甲冑や写真など、真田氏に関する様々なものが展示されている点です。また、「真田太平記」というドラマで利用された機材や道具もあります。2016年には大河ドラマ「真田丸」の撮影も決まっているので、今後は大河ドラマ関連の展示やイベントが期待できます。真田氏歴史館は入館料も安いので、とても行きやすい施設だと思います。"

 

所在地:長野県上田市真田町本原2984-1

 

【4】上田真田祭り(毎年4月下旬頃に開催)

 

"上田真田祭りとは、真田幸隆、昌幸、幸村の真田三代の城下町である長野県上田市で毎年行われている一大イベントです。 この真田祭りの見所は、関ヶ原の合戦前に上田城を攻めた徳川3万の軍勢を、真田昌幸、幸村親子がたった数千の軍勢で迎え撃った戦いを再現している決戦劇です。 上田城址の太鼓や真田鉄砲隊の演武、出陣式にはじまり、武者行列が上田市街に繰り出して徳川軍を迎え撃ち、真田家が勝利して勝どきをあげるなど、歴史の時系列に沿ってイベントが進行していきます。 また、武者行列や決戦劇の参加に関しては、祭りの前に一般の参加者を募って先着順で決められます。 参加者する人は上田市から提供された武者衣装を着て、チャンバラに参加することもできます。"

 

【5】九度山

 

"九度山とはその昔、弘法大師が母親を迎えるために月に9回、高野山から山をおりて来た場所にちなんだ地名と言われます。真田昌幸と幸村の親子は、関ヶ原の戦いの序戦となる信州上田で勝利を得たものの、肝心の本戦で西軍が敗退してしまったために高野山へ追放される事になります。しかし高野山はとても寒さが厳しいところであったため、高野山の麓にある九度山で生活する事になったとも言われます。幸村の父である昌幸は九度山で生涯を終えることになりますが、幸村はこの地から豊臣方に声を掛けられ、大阪冬の陣、夏の陣へと参戦し、その名を残すことになっていきます。"

 

所在地:和歌山県伊都郡九度山町九度山

 

【6】真田丸の跡地(三光神社)

 

"大阪冬の陣で、真田幸村が大阪城の出城として築いた有名な「真田丸」。その跡地として有力と言われるのが、現在の玉造駅の近くにある三光神社です。大阪冬の陣の合戦を控える中、大阪城を見た幸村は大阪城の弱点を見出します。難攻不落と言われた大阪城ですが、唯一南側だけは空堀で平地が連なっていたため、徳川家康は間違いなく大阪城の南側から攻めてくると読んで、この地に出城である真田丸を築いたと言われます。現在は残念ながら真田丸は残っていませんが、この地は小高い丘であり、今も真田山という地名が残っています。また、三光神社には真田幸村の銅像も建っています。"

 

所在地:大阪府大阪市天王寺区玉造本町14-90

 

【7】真田の抜け穴跡

 

"正確なことははっきりと分かっておらず、徳川家康が掘らせたという説もあるようですが、三光神社の境内にある抜け穴の入り口には「真田の抜け穴」としての石碑が建てられています。大坂冬の陣の際、真田幸村が掘ったと伝わる抜け穴。地下に掘った連絡トンネルとも言われています。三光神社から大阪城内へ通じて掘らせたと言われており、現在は崩れて行き止まりになっていて、つながってはいないそうですが、大阪城の石垣の方にも、石垣の積み石一個分が抜き取られ、大人一人がなんとか入れそうな、人口的な謎の穴が残っているそうです。三光神社は大坂冬の陣の際に、真田丸の出城があったと言われている場所で、真田幸村の像も建立されています。"

 

所在地:大阪府大阪市天王寺区玉造本町14-90(三光神社境内)

 

【8】茶臼山の幸村本陣跡

 

"大坂夏の陣で真田幸村が陣を構えた場所と言われています。夏の陣は2日間に渡って繰り広げられた戦いですが、2日目の最終日に幸村がここに陣を構えたそうです。この地域一帯は大阪城の南側の平地となりますが、茶臼山だけは小高い丘となっており、当時の戦いを思わせる場所になります。真田幸村の軍は甲冑を赤で統一していたために、敵軍からはこの茶臼山に赤い花が咲いていたようにも見えたそうです。ちなみにこの場所は、大阪冬の陣においては徳川家康が陣を構えた場所となっています。この地から幸村は最後の力を振り絞って家康の本陣へと突き進み、真田は日本一の兵と言われることになります。現在はここに茶臼山古戦場後の看板があり、真田の六文銭の旗も見る事ができるようになっています。"

 

【9】志紀長吉神社

 

"大阪冬の陣では真田丸で活躍した真田幸村ですが、その後の大阪夏の陣では豊臣方は劣勢な状況となります。夏の陣以後に大阪城の堀を埋め立てられてしまった豊臣方は、城から打って出る野戦でしか、対処のしようがなくなってしまいます。そして幸村も一軍を率いて徳川方に戦いを挑みますが、戦いに挑むにあたって戦勝を祈願した場所と言われるのが「志紀長吉神社」です。この地で戦勝を祈願した際、真田の家紋である六文銭の旗を寄進したと言われ、その旗は現在も残ってはいるものの、鉄砲玉を受けたものであったのか、穴が空いているそうであり、当時の戦いの激しさを物語っているとも言われています。"

 

所在地:大阪府大阪市平野区 2丁目8-23

 

【10】真田幸村の休息所跡

 

"マイナーな場所かもしれませんが、いつも行くラーメン店の近くに、これはなんだろう?と思っていた場所がありました。それから少し調べてみると、それが真田幸村に関係のある場所だと知りました。真田幸村が大坂夏の陣の際に、南河内誉田方面おいて、徳川方の伊達正宗軍と一戦を交えた後、古市街道から大坂城へと帰城する途中に、この地で休憩をしたそうです。その場所が今も残り、石碑が建てられています。ちなみにすぐ近くの、志紀長吉神社へ戦勝を祈願すると共に、軍刀一振りと六文銭の軍旗を奉納したとあります。"

 

所在地:大阪府大阪市平野区長吉長原4-8

 

【11】安居神社

 

D4, 大阪 - 安居神社
D4, 大阪 - 安居神社 / bnhsu

 

D4, 大阪 - 安居神社
D4, 大阪 - 安居神社 / bnhsu

 

"安居神社は真田幸村が最期を迎えた場所と言われる場所です。和歌山県の九度山で浪人生活を送っていた幸村は、大阪冬の陣と夏の陣に参画し、豊臣方として戦います。そして夏の陣の際、圧倒的に劣勢な立場にありながらも、徳川家康の本陣にあと一歩というところにまで迫り、最期は力尽きてしまいます。戦いに疲れ果てた幸村は、天王寺からほど近いこの安居神社の松の木の根元で小休止をしていたところを、敵兵に見つかってしまいます。しかし幸村は動じることなく、「手柄とするが良い」という一言を遺してその生涯閉じることになります。現在では幸村の最後の姿と言われる銅像が建てられています。"

 

所在地:大阪府大阪市天王寺区逢阪1丁目3-24

 

【12】玉造幸村ロード

 

"幸村ロードとは、JR玉造駅のすぐそばにある狭い「横丁」です。飲食店など30軒近くのお店が軒を連ねるこの通りは、2013年に大坂の陣400年を機に、玉造にゆかりの深い武将、真田幸村にちなんで「玉造 幸村ロード」と名づけたそうです。通りには六文銭の赤幡が立ち並び、各店舗も趣向を凝らし、幸村にちなんだメニューを用意しています。 小さな横丁の町おこしから始まったイベントですが、全国の幸村ファンにはぜひ一度訪れてほしいスポットです。"

 

所在地:大阪府大阪市天王寺区玉造元町周辺

 

【13】伝説の1つである真田幸村の墓(田原家私有林墓石)

 

"鹿児島県南九州市には、真田幸村のお墓と言われる場所があります。なぜここに真田幸村の墓がある?と思われるかもしれませんが、幸村が豊臣秀頼とともに島津氏を頼って薩摩に逃れ、豊臣家再興のために隠れ住んでいたという伝説によるものと思われます。その伝説の真偽は定かではありませんが、鹿児島に真田幸村の墓が作られています。場所は少し山の中に入らないといけないところですが、多くの伝説が残るほどのスポットだけに、ファンの方であれば気になる場所だと思います。"

 

所在地:鹿児島県南九州市頴娃町牧之内雪丸

plastictレキタビ編集部

歴史スポット巡りや観光、老舗の歴史飯を味わう旅って案外楽しい!と言って頂けるような情報を発信したいと思います。

 

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