紅葉と温泉と渓谷美を堪能!秋田の湯瀬温泉・湯瀬ホテル【泊まったみんなのお薦め宿】
みんなが宿泊体験した、全国各地のお薦め旅館やホテルをご紹介するプチ読み物。第33回は秋田県鹿角市の湯瀬温泉、米代川沿いに佇む「湯瀬ホテル」の宿泊体験記をご紹介。慌ただしい日常をちょっとだけ休んで、贅沢なひと時を感じる旅に出かけませんか?
紅葉と温泉の両方が楽しめると聞き、秋田の湯瀬温泉へ

秋の旅行を計画していた際、友人から「湯瀬渓谷」の紅葉がとても綺麗で、近くには温泉もあるよ!という話を聞きました。早速自宅のパソコンで湯瀬渓谷の紅葉の画像を見てみたところ、ほどよい穴場感もあり、「湯瀬温泉」という温泉地でもあることがわかり、車で湯瀬温泉に行ってみることに決めました。その時に選んだ宿泊先が今回の「湯瀬ホテル」です。
部屋はちょっと古めだったものの、ホテル内を散策しながらお風呂を楽しむ

到着してみると思っていたよりは大きめのホテルで、駐車場も広く、ホテルの玄関までは距離があるほどでした。また、内部のロビーも広く、ロビーに併設されているラウンジではウエルカムドリンクを頂くこともできて好印象でした。加えてロビーからは庭園や流れる川の景色も見ることができ、雰囲気の良さは十分といった感じでした。
私の場合は和室を選んでネット予約をしていたので、チェックイン時の対応もスムーズでした。当日案内された客室はやや古い感じではありましたが、温泉と料理を主な目的としていたので、部屋の古さに関してはあまり気にしませんでした。湯瀬ホテルは建物が別館と新館のような形で別れていて、お風呂もホテル内に数箇所あり、ホテル内を散策しながらお風呂を楽しむといったスタイルで過ごしました。
景色が良い露天風呂「せせらぎの湯 和」と「仙人の湯」の大浴槽を満喫


ちなみにお風呂に関しては大変良かったです。2015年にオープンした「せせらぎの湯 和」は、半露天風呂の形式で景色も良く、情緒漂う雰囲気の中でゆっくりと寛げました。他にも「仙人の湯(男性大浴場)」が印象的で、こちらは現代的で綺麗な造り、そして大変大きな浴槽のお風呂になっていました。

今回の旅行は紅葉シーズンと重なっていたため、宿泊先のホテルも混雑していましたが、混雑している割には食事のバイキングも十分楽しめました。秋田の「きりたんぽ」や「ハタハタ」、「燻りがっこ」など、秋田の郷土料理がたくさん味わえたのも良かったです。改めて、今回の宿泊で一番印象に残っているのは、「せせらぎの湯 和」ですね。ここは上手に設計された、癒しの温泉だと思います。夜の入浴では夜景が楽しめて、朝の入浴では目の前の米代川の清流を眺めながら疲れが取れる、とても気持ちがいいお風呂でした。