黒壁スクエア、古き良き建物の風情を受け継ぐガラスの街で大人散歩を愉しむ長浜旅
滋賀県長浜市の「黒壁スクエア」。ここは旧市街地に立ち並ぶ伝統的な建物の数々を活かし、新しい魅力を伝えてくれる、湖北エリアの中でも人気のスポットです。今回はこの黒壁スクエアの風情と魅力を知る長浜旅をご紹介していきます。
滋賀県長浜市にある「黒壁スクエア」は、ガラス屋さんやガラス工房が立ち並ぶレトロモダンなガラス街です。古い町並みが残る通り一帯にはガラスギャラリーが多く立ち並び、静かなカフェや雰囲気のあるレストラン、そして駄菓子屋やオルゴール館などもあり、どこか懐かしい雰囲気が味わえる観光スポットとして、近年人気を集めています。
黒壁スクエアの周辺にはチェーン店のような店が見当たらず、工房も店もレストランも、それぞれが小さな個人店としての個性があり、それがまたなぜか貴重に感じられ、現代社会の中でどこかに置き忘れてしまったような、懐かしい風情が味わえます。
すぐ近くには琵琶湖もあり、週末になるとこの一帯はほどよく賑わいます。ここには昔懐かしい雰囲気を目当てに訪れる年配の方々の姿や、「吹きガラス」や「とんぼ玉」「ステンドグラス」などの体験工房を目当てに子供と一緒に訪れるご家族の姿もあります。
もし子供と一緒に訪れる場合にお薦めしたいスポットの1つが、ガラス工房での「コップの絵付け体験」。その場で思い思いに好きな絵を描くと、ガラスのコップにその絵を写し取ってくれます。こういった体験工房は子供も楽しめるように簡素化された内容が他にも多くあり、駄菓子屋さん巡りなどと合わせて楽しむ事ができるようになっています。
また、黒壁スクエアのそれぞれの店を巡れば、ゆったりとした雰囲気と可愛らしいガラス小物に数多く出会えます。もし可愛いらしい雑貨が好きな女性の方であれば、ここをゆっくりと歩きながら買い物をするだけでも、一日が楽しく過ごせると思います。
そしてちょっと一息つきたいと思った時には、昔ながらの伝統的な建物の良さを活かしたレストランやカフェで、心を落ち着ける事ができます。地元滋賀の食材をふんだんに使用したレストランもあれば、古い街並みの中でオープンエアの気持ちよさが感じられるカフェも。ここは決して派手な観光スポットではありませんが、大人がゆっくりと一日を過ごす事ができる、そんな素敵な小さな場所がたくさんあるのです。
Kuro-kabe (The Black walls) Square / lasta29
空気が澄んだ冬には、陳列された繊細なガラス細工の姿が、なぜか一層美しく見えてくるから不思議なものです。クリスマスのプレゼントに贈りたくなるちょっと素敵な小物や、ツリーの飾り付けに使いたくなるようなガラス小物たち。人の手で作られた繊細で温かみのある品々が、訪れた人たちの心を優しく癒やしてくれます。
今回ご紹介した長浜旅のスポット
名称:黒壁スクエア
住所:滋賀県長浜市元浜町12-38
アクセス:JR北陸本線「長浜駅」から徒歩約5分
駐車場:黒壁スクエア周辺にコインパーキングが多くあり
ニホンタビ編集部
日本には奥深い魅力を持った素晴らしいスポットがたくさん!ニホンタビがもっと楽しくなる、そんな大人のための旅行情報を発信していきます。