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香川・小豆島の名物、オリーブそうめん【みんなで楽しむご当地グルメ】

記事公開日:2015/11/19

みんなが全国の旅先で楽しんだ、ご当地グルメの逸品をご紹介するプチ読み物。第32回は香川県小豆島の名物グルメ「オリーブそうめん」をご紹介。歴史スポット巡りの合間にほっと一息、ご当地ならではのメニューが、旅の思い出作りをグンと盛り上げてくれますよ!

オリーブそうめん


香川・小豆島の名物・オリーブそうめん、薦めてくれた旅人さんの声

 

私が食べてきたメニューの名前は「オリーブそうめん」というものでした。こちらは香川県の小豆島で作られているオリーブの実を使ったというそうめんです。ヨーロッパの地中海と似た、穏やかな気候の小豆島はオリーブの栽培が盛んだそうで、オリーブとそうめんは小豆島の特産品にもなっています。

 

若いオリーブの実の緑色が練りこまれ、見るに鮮やかな印象のそうめんでした。麺も普通のそうめんよりはもう少しツルッとした食感で、ほのかにオリーブの香りも感じられます。ちなみにオリーブそうめんの乾麺は、小豆島でお土産物としても販売されていましたが、道の駅などでも食べることができるようでしたよ。

 

このご当地グルメの歴史メモ

 

江戸時代の始め頃から手延そうめんの生産が始まったという小豆島。一説には奈良の三輪そうめんの作り方を学び、小豆島へと持ち帰って生産が広まっていったと言われます。現在では小豆島の中に手延そうめん館という施設も建てられ、そうめんのはし分けの工程が体験できたり、その場で作ったそうめんを味わう事もできるようになっています。

 

また、日本に初めてオリーブが持ち込まれたのは、安土桃山時代の宣教師たちの手によるものだったと言われますが、小豆島でオリーブの栽培が始まったのは、明治41年(1908年)だと言われます。この時には国産オリーブの試験栽培地に指定され、香川、三重、鹿児島の3県で試験栽培が行われたといいますが、実際に身をつけたのは小豆島のオリーブだけであったそうです。

 

近年、小豆島では地元の特産品を活かした名物が多く開発されていて、今回のオリーブそうめん以外にも、オリーブサイダー、オリーブソフトクリーム、オリーブ茶といった逸品も販売されています。

 

plastictレキタビ編集部

歴史スポット巡りや観光、老舗の歴史飯を味わう旅って案外楽しい!と言って頂けるような情報を発信したいと思います。

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