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六本木で食べるべきパンはコレ!ハイセンスな街のパン屋さん巡り10選

記事公開日:2016/03/25

この10年間で最も変化した東京の街の1つが「六本木」。六本木ヒルズの誕生から東京ミッドタウン、そして国立新美術館や森美術館など、夜の歓楽街というイメージから、新たなランドマークが集う最先端エリア、そして文化的な拠点としての街に変貌しています。今回は進化し続けるこのハイセンスな街のパン屋さんに注目し、六本木に行ったら食べてみるべきパンをまとめてご紹介。六本木あんぱんや温かみのある手作りサンド、そしてあの高級店で意外な人気のパンなど、ぜひチェックしてみてくださいね。

六本木で食べるべきパン


1.人気No.1は六本木あんぱん!ラトリエ・デュ・パン

 

六本木、麻布警察署の裏に佇む「ラトリエ・デュ・パン」はワイン専門店と併設されている一軒。小ぢんまりとした店内ではあるもののパンの種類は豊富で、ハムとチーズのクロワッサン、明太チーズパン、丹波の黒豆パンなど、パン生地に包まれている具材は魅力的なものばかり。中でも一番人気はこのエリアを代表する名を持つ「六本木あんぱん」で、白くてコロンとした丸いパンの表面には美味しそうな焦げ目がつき、黒胡麻がまぶされています。

 

ラトリエ・デュ・パンの外観

六本木あんぱん

カヌレ

明太チーズパンなど

 

生地はやわらかくもっちりしていて、中のこしあんは甘すぎず上品な味わいとなっています。あんがぎっしりと詰まっているのに食べた感じは重すぎず、大きさも小ぶりなので飽きずに美味しく完食できる、六本木での買い物帰りにお薦めの一店舗です。

 

2.値段は高いけれど納得のクロワッサン!メゾン・ランドゥメンヌ トーキョー

 

超高級クロワッサンで話題になった「メゾン・ランドゥメンヌ」は六本木一丁目駅と麻布十番駅の中間地点に位置する一軒。店舗のオシャレな外観と白いテーブル、椅子が並ぶテラス席は、まるでパリの街のカフェにいるかのよう。こちらで噂の「クロワッサン」は1個480円という贅沢なお値段ですが、食べればその値段にも納得の味わい。

 

メゾン・ランドゥメンヌ トーキョーの外観

噂のクロワッサン

並ぶバケット

 

使用しているバターはフランスのレスキュールバターという最高級バターで、パンを手に取る前から漂う香りがその品質の凄さを表しています。甘く香ばしい香りを感じながら一口をかじってみると、表面のサクサク生地がハラハラと崩れ、中のしっとりした生地が現れます。しつこすぎないバターの風味はパンを食べた後でも余韻を残し、味わった人はきっと翌朝のクロワッサンを追加で買ってしまうことになると思いますよ。

 

3.フォカッチャやフランスあんぱんもお薦め!福島屋 六本木店

 

アークヒルズサウスタワーは六本木一丁目駅から直結している便利なグルメスポット。「福島屋」はその中にある、こだわり食材を中心に扱うマーケットです。そんな福島屋には高品質の野菜や珍しい和菓子など、様々な食材が並ぶ店内の一角にベーカリーコーナーがあります。全粒粉のパンや石窯で焼かれたクッキーなど、厳選された素材と丁寧な工程で作られた品々が並び、カレーパンやクリームパンなど、並ぶ曜日が決まっているものもあるので要チェックですよ。

 

福島屋の外観

フランスあんぱん

曜日限定のお知らせ

 

限られたスペースでありながらも十分な種類のパンが並び、お昼時にはピザのようにたくさんの具材が乗った「フォカッチャ」、おやつの時間にはフランスパンの生地が食べ応えばっちりな「フランスあんぱん」、次の日の朝食に「食パン」と、どんなニーズにも合ったパンが揃っています。ちなみに買ってからすぐに食べてみたい時は、お店の隣にあるフリースペースがお薦めですよ。

 

4.ミッドタウン店限定のミッドタウン・オレンジも美味しい!浅野屋

 

80年以上の歴史を持つ「ベーカリー浅野屋」は軽井沢に本店を構え、現在は都内にも数カ所の店舗を展開しています。そしてその内の1つが六本木ミッドタウン店。こちらでは浅野屋定番のラム酒を使用したぶどうパン「軽井沢レザン」も手に入れる事ができます。ベーシックなパンだけでなく、菓子パンも美味しい浅野屋ですが、このミッドタウン店限定の品が「ミッドタウン・オレンジ」。

 

浅野屋の外観

ミッドタウン・オレンジ

浅野屋の食パン

浅野屋の店内

 

ふわふわの甘いブリオッシュ生地にクリームチーズが練り込まれ、表面には薄くスライスされたシロップ漬けのオレンジが飾られています。オレンジの爽やかさが混ざったシロップの甘みと、クリームチーズの甘みはぶつかり合うことがなく、とてもマッチしています。店内にはイートインスペースもあるので、飲み物と一緒にゆっくりとしたティータイムをどうぞ。

 

5.トロトロの黄身とソースが堪らない!PAULのポッシェ・サーモン

 

東京の街中で見かけることも多いだろう「PAUL」ですが、六本木一丁目店はその中でも広めのイートインスペースを構える店舗。ここにはショーケースにずらりとパンが並ぶだけでなく、サラダやキッシュなどのカフェメニューが豊富なのも人気の理由の1つです。店内には4種類のパンのスライスが付いてくるセットもあり、「パン屋さんじゃお腹いっぱいにならないかも」といった心配も無用かもしれません。「PAUL」は店舗によっての限定メニューもあり、この六本木一丁目店では「ポッシェ・サーモン」というオープンサンドが人気です。

 

PAUL六本木一丁目店の外観

PAUL六本木一丁目店の店内

ポッシェ・サーモン

綺麗に並ぶその他のパン

 

しっかりとトーストされたパンドミーの上にサーモンとポーチドエッグが乗り、オランデーソースが贅沢にかけられた逸品。卵を割った途端に溢れ出すトロトロの黄味とソースをしっかり絡めるのがお薦めで、甘みのあるソースとサクッと香ばしいパンの組み合わせは最高です。ゆったりとくつろげる雰囲気の店内と、パンに負けず劣らず魅力的なデザートメニューでついつい長居してしまいそうなお店です。

 

6.クロワッサンだけじゃない!メゾンカイザーのパンオフロマージュ

 

フランスに本店がある「メゾンカイザー」。こちらの六本木ミッドタウン店は広々としたフロアに入口が大きく開いたオープンな雰囲気の構え。本店の味わいを忠実に再現していると言われる「クロワッサン」は、どの店舗でも人気No.1の看板商品となっています。そしてそんな人気商品の後を追うお薦めのパンが「パンオフロマージュ」。

 

メゾンカイザー六本木ミッドタウン店の外観

パンオフロマージュ

メゾンカイザーのその他のパン

 

表面を覆うのはアニメでよく見る穴の開いたチーズ、エメンタールチーズ。このチーズがパンからはみ出るほど贅沢にかけられており、さらに生地の中にも練り込まれています。もしタイミングよく焼きたてに巡り合えたなら、ぜひ買って食べてみてほしいですが、持ち帰りの場合はトースターでリベイクしてチーズの香ばしさを少しでも復活させて味わうのがお薦めです。ちなみにこのお煎餅のように、パンから飛び出してパリパリになったチーズもクセになる美味しさで、ここの面積がより大きいパンを探すと楽しいかもしれません。

 

7.手作りの温かみにハマる!サンモリッツ名花堂のサンドイッチ

 

麻布十番商店街にある「サンモリッツ名花堂」は、手作りサンドイッチを中心に置く昔懐かしい雰囲気のパン屋さん。サンドイッチと言えば耳を切り落とした食パンのそれをまず想像する人が多いと思いますが、ここにあるサンドイッチのほとんどは茶色いコッペパンに様々な具材がサンドされたものです。中身はコロッケ、焼きそば、フライドチキンなどのボリューミーなものをはじめとして、ハムやたまご、ゴボウサラダなどライトなものまで豊富に揃っています。

 

サンモリッツ名花堂の外観

シベリヤカステラ

カニクリームコロッケなどのサンドイッチ

美味しそうなサンドイッチ

 

1つ1つ丁寧にラップで包まれ、銀色のアルミのお盆に並べられたサンドイッチたちは、どれも手作りの温かみが感じられます。コッペパンはとてもふわふわなので、お持ち帰りの際には十分ご注意を。

 

8.人気商品はクルミとチョコチップが入ったロンド!ポンパドウル六本木店

 

麻布警察署のすぐ隣にあるのが「ポンパドウル六本木店」。人通りの多い通りに面しているだけあって、店内の客足は途絶えません。そのため、店内のスタッフさんの対応はいつでも素早くて丁寧。時間差で焼きあがるパンたちは常に品ぞろえが豊富で、小ぢんまりとした店舗の割には通路も広めにとってあるのも嬉しいポイントです。こちらの人気商品の1つはデニッシュ生地にクルミとチョコチップが入った「ロンド」。

 

ポンパドウル六本木店の外観

ロンド

店内に並ぶその他のパン

 

「ロンド」はそのままでも十分に美味しい逸品ですが、温め直すと生地の香ばしさが増し、中のチョコチップが溶けて生地とよりよく溶け合います。このパンは大小の2サイズがありますが、もし一人前ならば小さい方のパンでも十分なボリューム。ここには菓子パンや総菜パンなど、凝った商品だけでなく、どこか懐かしい「きなこの揚げパン」や「バターロール」なども揃い、素朴なパンが手に入るのも愛される理由の1つだろうと思います。

 

9.食感のギャップが堪らない!女子に大人気のはぴぱんメロン

 

六本木ヒルズから少し歩いた場所にあるメロンパンの専門店が「はぴぱん」。ビルの2階に位置するため、少しわかりづらいかもしれませんが、美味しそうなメロンパンの写真の旗を目印に訪れると、そこには4種類の大きなメロンパンが並んでいます。そして女性のお客さんがとても多いという「はぴぱん」で特に人気なのが「はぴぱんメロン」で、甘さを少し控えめにしているところが人気の理由なのだとか。

 

はぴぱんの店内

はぴぱんメロン

はぴぱんメロンの中身

 

まるで薄いクッキーのように表面がサクサクした生地は、それだけでも美味しく感じられます。そしてそんな生地に守られるかのように、ふわふわのパンの中身は程よくしっとりとしていて、口に含むとあっという間になくなってしまいます。本当にこのパンの外側と内側の食感のギャップが堪らない逸品です。もしもう少し甘いメロンパンを楽しみたい方は、表面にざらめがかかったメロンパンもあるので、ぜひお試しくださいね。

 

10.意外にも一番人気はコレ!ロブションのカレーパン

 

六本木ヒルズの敷地内で、特に高級感を漂わせているフレンチレストランが「ロブション」。こちらにはパンや焼き菓子に特化している店舗がすぐ横に隣接しています。こちらの薄暗い店内で照明を浴びるのは、見た目からして美しいパンやケーキたち。季節によって変わる旬の果物を乗せた「デニッシュ」や、ドライフルーツをふんだんに使用した「ドイツパン」など、見ただけでお腹が空いてきそうなものばかりです。そしてカラフルで華やかな商品が多く並ぶ中、堂々の人気No.1に輝いているのはなんと「カレーパン」。

 

ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブションの外観

高級感溢れる店内のパン

ロブションのカレーパン

 

これがただのカレーパンではないのがさすがのロブションで、カレーと一緒に生地に包んでいるのがかぼちゃとチーズ。しかもかぼちゃとチーズは少しだけでなく、しっかりとその存在感が感じられる割合で入っています。もちろんながらカレーのスパイシーさも健在で、まろやかな甘さとピリッとした辛さのハーモニーを楽しめる、変わった味わいのカレーパンでもあります。

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