大宮・鉄道博物館、鉄道の歴史と進化が丸わかりのスポットで、触れて、学んで、体験する旅
2007年の開業以来、既に700万人以上もの人たちが訪れたという人気スポット「鉄道博物館」。今回は鉄道の歴史や進化が丸わかりのこの博物館の見所の数々を、まとめてご紹介していきます。
「鉄博」の愛称で親しまれる、実はかなりの人気スポット
ここはさいたま市大宮区にある「鉄道博物館」。鉄道ファンからは「鉄博」という愛称で親しまれ、日本における鉄道の歴史やその変遷、そしてかつて活躍した車両たちに出会う事ができる国内でも非常に珍しい場所です。2007年10月14日、鉄道の日に開業したこの博物館は、東日本鉄道文化財団が運営を行い、これまでに700万人以上もの人たちが既に訪れているスポットなのです。
実物に触れながら、学べる、体験する事ができる
※写真はC57形式の蒸気機関車
この巨大な博物館は「ヒストリーゾーン」「パークゾーン」「エントランスゾーン」「コレクションゾーン」などのゾーンに分けられ、その中でも特にヒストリーゾーンの見応えは素晴らしいものがあります。鉄道が日本に上陸した時の歴史から、創意工夫を経て独自の進化を遂げた車両の数々が一同に集結。直接見て、触れて、ガイドの方々の話を聞きながら学び、体感する事ができるという国内でも珍しい、とても貴重なスポットになっています。
例えばかつて日本中を駆け抜けた蒸気機関車の動力に関する展示、解説なども。改めて蒸気機関車の大きさ、存在感に圧倒される一方で、こうやって横から断面を見たり、階段を降りて車両の真下から機関車の車輪部分を見たりする事もできるスペースもあります。
さらに個々の車両に関する解説に加え、その歴史的な系譜に至るまでもまとめられています。マニアの方はもちろん、あまり知識がないという人でもわかりやすく理解できるように、展示には様々な工夫がなされている博物館です。
日本における鉄道の歴史も丸わかり
こちらは黒船で来航したペリーが、初めて日本に持ち込んだという蒸気機関車の模型です。実物は焼失してしまったそうですが、当時の江戸幕府の役人たちが鉄道に乗車した日本人の第一号だったようです。
日本の鉄道の始まりを伝える展示の数々。1869年(明治2年)に建設が決まり、最初に開業したのは新橋から横浜までの区間。この不思議な乗り物に乗ると、わずか53分で移動できたといいますから、当時の人々は多いに驚いたに違いありません。
かつての時代を彩ってきた、名車両の数々に出会える
寝台特急の「はやぶさ」と「あさかぜ」。当時のあさかぜの寝台の様子や、乗務員たちが働いていた様子なども再現されています。日本の高度成長を支えてきた時代の車両もたくさんあります。
その他には天皇、皇后が乗車したというかつての御料車も。御座所の存在や当時の内装、装飾などの事を詳しく伝えてくれています。この気品の高さ、あつらえの数々は、一般の車両とは全く異なっていました。訪れた皆さんもガイドの方の説明を聞きながら、「お~すごいなぁ」っと歓声。
日本の交通アクセスを変えた!ゼロ系の新幹線
国産発の蒸気機関車を見た後は、いわゆる「0系の新幹線」が目の前に登場しました!昭和39年に開業した東海道新幹線は、当時世界で最高の営業速度である210kmを達成し、かつて6時間30分かかっていた東京・大阪間を4時間で結んだと言います。当時としてはまさに「弾丸」のような速さ!
プロならではの視点で話が聞けて、動く様も見せてもらえる
その他に200系の新幹線なども実物がありました。ガイドの方々が上越を走っていたこの新幹線の工夫について詳しく解説してくれています。車両の先頭部分に雪かきがあったり、前の距離を測るためのセンサーが付けられていたり、車両に詳しいプロならではの視点で話が聞け、一部を動かして見せてくれたりも。
※写真は1982年まで上野~仙台間で運行されていたという特急「ひばり号」
※写真は1982年まで上野~新潟間で運行されていたという特急「とき号」
※写真はEF66形と呼ばれる電気機関車。貨物列車専用機だそうです
※写真はキハ41000形と呼ばれる車両。昭和初期に開発された機械式のガソリン動車
その他にも紹介しきれないほど多くの車両がずらり。ちなみにここに置かれている車両の多くは、客室に乗ってみたり、運転席を覗いてみたりする事ができます!訪れたこの日は蒸気機関車の転車台が回転したり、汽笛の音も聞いてみる事ができました!
学んだ後は、体験できる施設や教室も楽しい
さらにさらに国内最大級を誇るという鉄道模型のジオラマや、山手線をはじめとした各電車の運転体験ができるシュミレータ、運転士の体験教室なども。歴史や鉄道の原理、様々な車両のことを学んだ後は、実際に運転を体験したり、子供の遊び場で遊んだりする事も。大人はもちろんですが、家族連れで訪れても見所十分のスポットですよ。
※写真は200系新幹線のプレートに乗ったお子様セット
※写真は列車乗務員の賄い丼「ハチクマライス」
※写真は懐かしの食堂車のカツカレー
鉄道博物館はランチも列車仕様
思いっきり鉄道気分に浸った後は、レストラン「日本食堂」で昼食を頂きました。ここにはかつて食堂車で提供していたというメニューの数々が揃います。レギュラーメニューから、期間限定のメニューも登場する事があるそうですよ!
今回訪れた歴史スポット
名称:鉄道博物館
住所:埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番
開館時間:10:00~18:00
入館料金:一般1000円、小中学生500円、3歳以上の未就学児200円
アクセス:JR「大宮駅」からニューシャトルに乗車。「鉄道博物館駅」下車すぐ
駐車場:専用駐車場あり(一般車は1日500円)
レキタビ編集部
歴史スポット巡りや観光、老舗の歴史飯を味わう旅って案外楽しい!と言って頂けるような情報を発信したいと思います。