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風情ある老舗からハイセンス宿まで!箱根湯本でお薦めの和の温泉旅館8選

記事公開日:2016/04/18

古くから多くの偉人たちに愛され、現在も関東屈指の人気を誇っている箱根の湯。中でも湯本は箱根の玄関口とも言えるエリアであり、新宿から小田急線のロマンスカーに乗れば、概ね90分程度で到着する事ができるというアクセスの良さも人気の理由の1つ。しかし実際のところ、湯本ではどんな宿がお薦めなのかイマイチわからないという方も多いと思います。そこで今回は、箱根湯本でお薦めの温泉旅館をまとめてピックアップ。宿泊した方などの声をもとに、湯本の和旅館をご紹介していきます。

箱根湯本でお薦めの和の温泉旅館

 

1.全ての客室から山と川の清流が望め、離れを演出した「星野リゾート 界 箱根」

 

星野リゾート 界 箱根の客室例

出典元:https://www.jalan.net/

 

星野リゾート 界 箱根の温泉例

出典元:https://www.jalan.net/

 

明治の牛鍋

出典元:https://www.jalan.net/

 

箱根の景観を楽しむ場所という点ではかなり満足度は高かったです。どの部屋からの眺めもよく、お部屋はスタンダードでも十分でしたし、和室は和室なりに、洋室は洋室なりに違った家具が置かれており、こだわりを感じさせます。

 

館内に一歩入った時からワクワク感が湧いてきて、ベッドもふわふわで寝心地は満点でした。そして星野リゾート 界 箱根で楽しめる食事メニューと言えば「明治の牛鍋」です。これは肉の味わいももちろんながら、野菜の美味しさも絶品でした。こうやって思い出すだけで、もう一度行きたくなってしまいます。値段が高いから良くて当たり前と思われる方もいると思いますが、値段が高くてもダメなところはダメなんです。その点、おもてなしの心や対応、立ち振る舞いなど、星野リゾートに関してはどこも徹底しているような気がしています。

 

名称:星野リゾート 界 箱根
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋230
TEL:0570-073-011

 

2.3年連続でじゃらんからも表彰され、コスパの良い人気旅館「彌榮館」

 

彌榮館の客室例

出典元:https://www.jalan.net/

 

彌榮館の客室例(2枚目)

出典元:https://www.jalan.net/

 

彌榮館の外観

出典元:https://www.jalan.net/

 

以前に彼女と一緒に旅行へ行った際、こちらの彌榮館に泊まりました。宿はモダンなのにすごく落ち着いた佇まいで、オシャレな間接照明が醸し出す雰囲気も気に入りました。こちらは露天風呂付きの部屋も多く、館内もオシャレなので、ロマンチックなムードを求めるカップルにはとても良い宿だと思います。

 

また、リニューアルした部屋も多いようで、その時もリニューアルした部屋に泊まりましたが、すごく綺麗で良い雰囲気になっていました。料理に関しても豪華であり、美味しかったです。器ごとに分かれた料理がたくさん出てきて、彼女も想像以上に喜んでいました。ここは箱根湯本の駅から歩いてすぐの宿なので、ロケーションとしても便利です。もう一度箱根湯本へ行くなら、ぜひ泊まりたい宿です。

 

名称:彌榮館
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本484
TEL:0460-85-5536

 

3.創業は1625年!建物だけでも必見の価値ありという老舗旅館「萬翠楼 福住」

 

萬翠楼 福住の外観

出典元:https://www.ikyu.com/

 

萬翠楼 福住の客室例

出典元:https://www.ikyu.com/

 

萬翠楼 福住の客室例(2枚目)

出典元:https://www.ikyu.com/

 

連休中に妻と箱根に行こうと思い、気になった旅館があったので予約をしました。創業はなんと1625年!だそうで、国の重要文化財に指定された明治棟・萬翠楼の15号室の天井には、富士山や花の天井絵が48枚も描かれているのだそうです。館内のいたるところに建築職人の技が光る歴史的な建物のようです。100年以上の時が経った現在も、非常に綺麗な状態で営業されていて、今までに昭憲皇太后や伊藤博文、福沢諭吉など、多くの著名人の方々が利用されたとか。今まで泊まったことがない雰囲気の旅館なので、妻も私もとても楽しみにしています。

 

名称:萬翠楼 福住
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本643
TEL:0460-85-5531

 

4.大正ロマンの雰囲気が残り、著名人たちも多数宿泊していた「元湯 環翠楼」

 

元湯 環翠楼の外観

出典元:http://www.kansuiro.co.jp/

 

元湯 環翠楼の温泉例

出典元:http://www.kansuiro.co.jp/

 

一度は泊まってみたいと思いつつ、なかなか行けていない宿の1つに、箱根の環翠楼があります。この環翠楼の魅力はなんといってもその格式の高さであり、登録有形文化財にも指定されている、大正時代に建てられた建物を見るだけでも価値があると思います。この宿には皇族の方や政治家、夏目漱石などの文豪も宿泊したとのことで、館内にはゆかりある方々の展示品があるのだそうです。

 

他にも大正時代に使用されていたという電話なども置いてあると聞きましたし、お風呂も大正時代に輸入されためずらしい浴槽や露天風呂があるそうなので、美味しい料理を頂きながら、どこにも出かけず、のんびりと何日かを過ごしてみたいと思っています。

 

名称:元湯 環翠楼
住所:神奈川県足柄下郡箱根町塔之澤88
TEL:0460-85-5511

 

5.洗練されたデザイン客室に加え、10種類もの湯が楽しめる「箱根花紋」

 

箱根花紋の客室例

出典元:https://www.ikyu.com/

 

箱根花紋の客室例(2枚目)

出典元:https://www.ikyu.com/

 

箱根花紋の料理例

出典元:https://www.ikyu.com/

 

私が今、箱根で一番泊まってみたいのは、お風呂の種類が多い箱根花紋です。こちらにはお風呂、サウナを合わせて10種類もあるそうなので、洞窟風呂や箱蒸風呂などを体験してみたいと思っています。お風呂には湯めぐり茶屋という名前が付いていて、お風呂に茶屋らしい赤い傘が差してあるのも風情があって良さそうです。また、最上階には露天風呂付のデザイン客室もあるそうで、のんびりと過ごす部屋は和室、そして寝る際は洋室といった形で区切られているそうなので、腰痛持ちの私にとってもベッドは助かります。専用露天風呂の他に足湯もあるそうなので、ここでゆっくりと日々の疲れを癒やしてみたいです。

 

名称:箱根 花紋
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本435
TEL:0460-85-5050

 

6.宿泊すると湯巡りが無料に!建物にも歴史ありの「塔ノ沢一の湯本館」

 

塔ノ沢一の湯本館の外観

出典元:http://sohken.exblog.jp/

 

塔ノ沢一の湯本館の内観例

出典元:http://sohken.exblog.jp/

 

建物自体は年数が建っているにも関わらず、館内の掃除も行き届いていて、綺麗に管理されていました。また、大浴場では渓谷の自然を堪能しながら温泉を満喫する事ができましたし、お風呂に入る際もシャワーでなく、手桶で温泉のお湯を掬って身体を洗うという昔の日本スタイルが味わえました。

 

宿泊した部屋は木の温もりが感じられる懐かしい雰囲気で、川のせせらぎを聞きながらゆっくりと過ごす事ができます。食事も美味しく、給仕の方も機敏に動いてくれて心遣いが行き届いていました。さらに、一の湯グループの宿に宿泊すると、その全ての宿でお風呂巡りが無料になるという特典も付いてきます。チェックアウト後に観光をしながら、帰りには一の湯グループの宿でお風呂に入ってから帰りました。宿泊料金もリーズナブルなのでお薦めですよ。

 

名称:塔ノ沢一の湯本館
住所:神奈川県足柄下郡箱根町塔の沢90
TEL:0460-85-5334

 

7.実はココならリーズナブルに連泊できる、まさに隠れ家的な宿「逗留湯治 羽衣」

 

天山湯治郷の温泉

出典元:http://hotel.jp/hotel/

 

天山湯治郷には過去数回宿泊していますが、天然掛け流しのお湯が素晴らしいです。それがここをお薦めする一番の理由なのですが、近年の天山湯治郷は日帰り温泉でも人気となっているため、人が多くて週末や祝日だと、それこそ芋を洗うような状態になってしまいます。しかし、同じ敷地内に立っているこちらの逗留湯治 羽衣であれば、連泊する宿泊客なら特別な浴衣が借りられて、それを着ていれば宿泊期間中は何度でも天山の温泉に入り放題となります。

 

例えば夜が更けてからや、朝方のまだ人が少ない時間帯であれば、天山の湯をゆっくりと堪能することが出来ます。宿泊施設としての部屋は簡素なのですが、窓の外の川のせせらぎを聞きながら、ぼーっと過ごすには最適ですし、ロビーには本棚があり、読みたい本を借りてくることも出来ます。また、食事は天山湯治郷の滋養料理「山法師」から運ばれて来る、芯から体に良い精進料理です。日常の喧騒を忘れてデトックスするには最適の場所で、カップルでも家族でも、一人の滞在でもお薦めが出来ると思います。

 

名称:天山湯治郷の逗留湯治 羽衣
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋208
TEL:0460-85-8819

 

8.居心地、温泉、アメニティ、食事、価格、バランスの良さが人気の「ホテル南風荘」

 

ホテル南風荘の温泉例

出典元:https://www.jalan.net/

 

ホテル南風荘の客室例

出典元:https://www.jalan.net/

 

ホテル南風荘の料理例

出典元:https://www.jalan.net/

 

ここはコストパフォーマンスで言えば、非常にポイントが高いホテルだと思っています。値段の割には食事も美味しいですし、特に部屋食となると用意されている間に食事が冷えてしまったり、固くなってしまったりする事も多いものの、こちらの宿ではそういった不満がありませんでした。また、男性でも十分に満足できる食事の量もあると思います。

 

館内の清潔感は気持ち良いものでしたし、アメニティ類もきちんと揃っています。大浴場のアメニティも補充が早く、こういったちょっとした事でも行き届いているなと感じました。ちなみに売店で試食が多く置かれている点も些細な事ですが嬉しかったです。箱根のお土産選びにも役立ちますし、せっかくお土産を買うのなら、喜んで貰えるものを選びたいと思っていたので。

 

名称:ホテル南風荘
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋179
TEL:0460-85-5505

 

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