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北九州・門司港の名物、焼きカレー【みんなで楽しむご当地グルメ】

記事公開日:2015/11/26

みんなが全国の旅先で楽しんだ、ご当地グルメの逸品をご紹介するプチ読み物。第36回は福岡県北九州市、門司港の名物である「焼きカレー」をご紹介。歴史スポット巡りの合間にほっと一息、ご当地ならではのメニューが、旅の思い出作りをグンと盛り上げてくれますよ!

門司港の名物グルメ、焼きカレー


 

門司港駅
門司港駅 / Grilled Ahi

 

夜の門司港レトロ:旧大阪商船
夜の門司港レトロ:旧大阪商船 / nimame

 

DSCT1436
DSCT1436 / gtknj

 

門司港の名物グルメである焼きカレー、薦めてくれた旅人さんの声

 

福岡県北九州市、門司港レトロとも言われる地区で味わったご当地メニューが「焼きカレー」のドリアでした。門司港は国際交易都市として栄えたため、色々な食文化の影響を受けているということで、西洋と東洋の食文化の混ざったメニューが生まれ、その1つがこちらの焼きカレーということでした。

 

現在では門司港周辺の30以上の店舗で、それぞれの焼きカレーの味わいを楽しむことができます。海風で少し冷えた身体に、あつあつのチーズがのって少しまろやかになった焼きカレーはとても美味しかったです。ちなみに門司港にはカレーパンもあって、スパイシーなカレーの味わいとサクサクのパンが、こちらも美味しかったご当地グルメでした。

 

このご当地グルメの歴史メモ

 

明治時代の初期、外国との貿易が行える港は特別貿易港と呼ばれ、その1つに指定された門司港は、九州北部で採掘された石炭の輸出を中心に大きく賑わったと言います。まさに日本の石炭産業の歴史とともに発展を遂げた門司港の周辺には、多くの銀行や商社、海運会社等が支店を開設し、急速に人口も増えていく事になります。そしてこの時代の繁栄を偲ばせる門司港の周辺には、モダンな洋館や歴史的建造物が多く残されていて、現在では地元の大切な観光資源にもなっています。

 

今回ご紹介した焼きカレーは、昭和30年代に地元の喫茶店で提供されていたメニューがルーツになっていると言われ、その発祥は当時、栄町銀天街にあったという喫茶店「山田屋」のものだと言います。現在では地元で門司港焼きカレー倶楽部という会が発足しているなど、このご当地メニューに対する力の入れようは大きなもので、2011年に開催された横須賀カレーフェスティバルではグランプリを受賞するなど、カレーファンの中では有名なご当地カレーの1つになっています。

 

plastictレキタビ編集部

歴史スポット巡りや観光、老舗の歴史飯を味わう旅って案外楽しい!と言って頂けるような情報を発信したいと思います。

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