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富山・朝日町名物、たら汁【みんなで楽しむご当地グルメ】

記事公開日:2015/10/30

みんなが全国の旅先で楽しんだ、ご当地グルメの逸品をご紹介するプチ読み物。第15回は富山県下新川郡朝日町のご当地グルメ「たら汁」をご紹介。歴史スポット巡りの合間にほっと一息、ご当地ならではのメニューが、旅の思い出作りをグンと盛り上げてくれますよ!

富山・朝日町名物のたら汁①

 

富山・朝日町名物のたら汁②

 

朝日町名物のたら汁、薦めてくれた旅人さんの声

 

富山県の東部、朝日町のご当地グルメになっているのが「たら汁」です。この写真では綺麗な定食のようになっていますが、持って来て頂いた際は、家庭用の鍋で作りたての状態のたら汁を豪快に振る舞って頂きました。私達は2人前で注文をしたのですが、たらがまるまる一匹鍋で煮込まれた状態で運ばれてきて、そのボリュームには驚きました。

 

たらは鮮度がすぐ落ちてしまい、生臭い匂いがしやすいとのことなのですが、こちらでは鮮度を保った状態でしっかりと処理されているそうで、生臭さなどは全く感じませんでした。ネギやゴボウなどの野菜と一緒に煮込まれたタラには、野菜の旨味も十分に出ています。冬場はたらにも脂がのり、さらに美味しくなると思います。

 

このご当地グルメの歴史メモ

 

富山県の東端部に位置し、翡翠の原石が浜に打ち上げられるという、「翡翠海岸(宮崎・境海岸)」がある事でも知られる朝日町。日本の渚・百選にも選ばれた富山湾沿いのこの街は、たら汁街道、またはたら汁ストリートと呼ばれる場所があるほど、たら汁はご当地の名物になっています。

 

もともとは漁に出かけた夫たちを、温かい汁物を作って迎えてあげたという地元の家庭料理の味が町の名物となり、現在では国道8号線沿いに何軒もの食堂が立ち並ぶほどの賑わいに。冬の脂がのったたらを、頭から尻尾、内蔵に至るまで全てを捨てることなく煮立てて味わうという贅沢な味噌汁は、漁師町ならではの醍醐味が感じられる逸品です。地元では「栄食堂」「ドライブインきんかい」などが人気のスポットとして知られています。

 

plastictレキタビ編集部

歴史スポット巡りや観光、老舗の歴史飯を味わう旅って案外楽しい!と言って頂けるような情報を発信したいと思います。

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